日常生活災害対策課

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災害時の洗濯はどうする?おすすめの防災グッズと洗濯方法を紹介

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災害が起こると、水や電気が止まったり、外出が制限されたりすることがあります。

そんなとき、洗濯はどうすればいいのでしょうか?洗濯ができないと、衣類が汚れたり、におったりするだけでなく、肌や精神の健康にも影響が出ることがあります。

 

そこで、この記事では、災害時に洗濯をするための防災グッズと洗濯方法を紹介します。

他にも災害対策で調べたことをまとめています。

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災害時に洗濯ができないとどんな問題が起こるか

洗濯ができないと、以下のような問題が起こる可能性があります。

  • 洗濯ができないと、衣類に汚れやにおいがたまります。これは、細菌やカビの繁殖を促進し、肌荒れやかぶれなどのトラブルを引き起こすことがあります。また、においは、自分や周囲の人の不快感や嫌悪感を高めることがあります。
  • 洗濯ができないと、着替えがなくなります。これは、服装に困ることになります。特に、下着や靴下などの消耗品は、汚れやにおいが気になるものです。また、気温や天候に応じて、適切な服装を選べないこともあります。
  • 洗濯ができないと、気分が落ち込みます。これは、洗濯は、日常生活の一部であり、清潔感や爽快感を与えるものです。洗濯ができないと、自分の生活が乱れていると感じたり、不安やストレスが溜まったりすることがあります。

災害時に洗濯ができない場合の対処法

洗濯ができない場合には、以下のような対処法があります。

  • 防災バッグに下着や靴下などの着替えを3日分以上用意しておきます。これは、災害時に自宅から避難する場合や、自宅にいても洗濯ができない場合に役立ちます。着替えは、清潔なポリ袋やジップロックに入れて、防水・防虫・防カビにします。
  • 紙パンツやナプキンなどの使い捨ての衛生用品を活用します。これは、洗濯ができない場合に、下着や生理用品の代わりになるものです。紙パンツやナプキンは、使い捨てなので、汚れやにおいの心配がありません。また、軽くてコンパクトなので、持ち運びや保管に便利です。
  • 衣類用の消臭剤で除菌・消臭します。これは、洗濯ができない場合に、衣類の汚れやにおいを軽減するものです。衣類用の消臭剤は、スプレーやシートなどの形式があります。衣類に直接吹きかけたり、挟んだりして、細菌やカビの繁殖を抑えたり、においを取り除いたりします。

災害時におすすめの防災グッズと洗濯方法

洗濯ができない場合に対処するだけでなく、洗濯ができるようにするためには、以下のような防災グッズと洗濯方法がおすすめです。

  • ポリ袋やビニール袋に洗濯物と水と洗剤を入れてもみ洗いする方法です。これは、洗濯機が使えない場合に、手洗いをする方法です。ポリ袋やビニール袋に洗濯物と水と洗剤を入れて、空気を抜いて口をしっかり閉じます。そして、袋をもんだり、揉んだり、振ったりして、洗濯物を洗います。洗濯が終わったら、袋の口を開けて、水を捨てて、洗濯物を絞ります。この方法は、水や洗剤の量を節約できるだけでなく、洗濯槽や洗面台などの洗濯場所が不要なので、場所を選ばずに洗濯できます。
  • 洗濯機でつけおき洗いをする方法です。これは、洗濯機が使える場合に、水や電気の節約になる方法です。洗濯機に洗濯物と水と洗剤を入れて、つけおきモードや浸け置きモードに設定します。そして、洗濯機の電源を切って、洗濯物を一定時間浸けておきます。この方法は、洗濯機の回転や水の流れが少ないので、水や電気の消費が少なくなります。また、洗剤の浸透や汚れの浮き上がりが良くなるので、洗浄効果が高くなります。
  • ぬるま湯と重曹で洗濯する方法です。これは、洗剤がない場合に、代用品として使える方法です。ぬるま湯に重曹を溶かして、洗濯物を浸けます。そして、手でもみ洗いします。重曹は、汚れやにおいを分解する作用があります。また、ぬるま湯は、衣類の縮みや色落ちを防ぐ効果があります。この方法は、洗剤がなくても、重曹と水があれば洗濯できるので、非常に便利です。
  • レスキューランジェリーという下着の洗濯に便利なセットを紹介します。これは、災害時に下着の洗濯を簡単にできるように開発された防災グッズです。レスキューランジェリーは、以下のもので構成されています。
    • 洗濯用のポリ袋
    • 洗濯用の水
    • 洗剤
    • ハンガー
    • ピンチ
    • ロープ
    • クリップ
    • 乾燥用のシート
  • レスキューランジェリーの使い方は、以下の通りです。
    • ポリ袋に下着と水と洗剤を入れて、もみ洗いします。
    • ハンガーに下着をかけて、ピンチで留めます。
    • ロープを適当な場所に張って、ハンガーをクリップで固定します。
    • 乾燥用のシートを下着の上にかけて、乾燥を早めます。 この方法は、洗濯から干すまでを一貫して解決できるので、非常に便利です。また、ポリ袋や水や洗剤などは、再利用できるので、節約にもなります。

まとめ

災害時に洗濯ができないと、さまざまな問題が起こります。そのため、事前に防災グッズを用意しておくことが大切です。

また、災害時に洗濯をするためには、少量の水や重曹などを利用する方法が有効です。

レスキューランジェリーは、洗濯から干すまでを一貫して解決できる画期的な防災グッズです。災害に備えて、ぜひチェックしてみてください。