災害が起こった際に困るものの一つとして食べ物があります。
停電により電気が使えない、ガスが止まった、水道が止まったとなると、住んでいる家が無事でも調理できない、冷蔵庫が止まって食べるものに困るということが出てきます。
そこで今回は、日常生活で買い物する際に用意できる、手軽な災害対策となる食べ物や、長期間ストック(保存)できるものを紹介いたします。
缶詰
定番中の定番、缶詰ですね。スーパーでも売ってる定番商品です。
サバ缶・ツナ缶の魚系をはじめ、最近では牛丼の缶詰もあります。
栄養面を気にするのであれば、フルーツや野菜の缶詰、瓶詰もあるので、購入を検討してはいかがでしょうか。
他にも総菜系もいまはあるので、備蓄前にお気に入りのものを見つけるために、試しに買ってみるのも良いかもしれません。
ただ缶詰の中には、缶切りが必要な場合もあるので、防災グッズの中に十徳ナイフなども入れておくと良いでしょう。
レトルト食品
これもスーパーならどこでも売ってますね。いまだとコンビニでも売られています。
レトルト食品の代表であるカレーも、最近では温めずにおいしく食べられるものや、消費期限が3年もつものもあります。
お米が無い場合にもリゾットという選択肢もあります。
アレルギーに配慮した商品もあるので、心配な方はそちらも検討してみてください。
アルファ米
最近話題になっているアルファ米です。
そもそも「アルファ米」とは、乾燥させたお米になります。
フリーズドライなど違い、素材の構造を変える・壊すことなく、水分だけ抜き取った状態となっているため、お湯や水を加えるだけでモッチリとした触感が戻ります。
水分が抜けた状態のため、微生物などが繁殖せずに、長期間保存が可能となっています。
レンジでチンする必要がないため、災害だけではなく登山などでも利用されています。
缶詰やレトルト食品と合わせて、購入してみてはいかがでしょうか。
乾きもの・ドライフルーツ・ナッツ類
酒のつまみに食べられている乾きものですが、これらも水分が無いため腐りにくく、長期間保存が可能です。
ドライフルーツやナッツ類も同様の理由で保存がききます。
どちらも100均ショップに行くといろんな種類が安く買えるので、おやつとして買っておく習慣があると、もしもの時に役立つかもしれません。
梅干し・漬物
梅干しも相当長持ちする食品になります。
漬物も長期間保存がきき、どちらも塩分補給ができるものになります。
なかでも梅干しは疲れを取る効果もあるので、災害が起きた際には体力を使うのでオススメです。
カップラーメン・インスタント味噌汁・即席スープ
お湯さえあれば簡単に作ることが出来る定番商品ですね。
カップラーメンは容器を洗えば再利用できるものもあります。
寒い時期には特にあればありがたいですね。
調味料、ハチミツ
意外と災害時に無いと困るのが調味料となります。
最低限、塩があればなんとかなる場合もありますが、意外と砂糖など甘いものも避難時には欲しくなるという声も聞きます。
そこで活躍してくれるのがハチミツです。もともとも瓶詰されていたり、キャップが付いて取り回しもよく、長期間の保存が可能なので、あると結構違うといいます。
私の実家も東日本大震災でちょうど砂糖が切れてしまったタイミングだったのですが、スーパーからは商品がほとんど消えてしまっていたため、ハチミツが活躍してくれました。
甘いもの
上でも触れましたが、甘いものがあるだけで救われる場面が避難した人からは多く聞こえてました。
基本的にお菓子系は長い期間保存がきくのですが、能登半島地震でも活躍したのが「チョコようかん」だといいます。
缶詰になっているので保存が長期間きき、普段食べてもかなり美味しいと評判のため、私も防災グッズのには忍ばせております。
まとめ
以上、災害時に備えて用意するオススメの防災グッズ食料でした。
私も調べて初めて気づいたモノもあり、今ではいろんな食品が缶詰になっていると知ることが出来ました。
まだ防災グッズで食品を用意できていない方は、上記を参考に用意してみてはいかがでしょうか。